※6/1 記事に加筆しました。
「2週間経ってもふりこまれないぞ!どうなってんだ!」
と阿鼻叫喚の様相を呈している持続化給付金。
私自身は、5/7に申請をして、5/28に何とか受け取ることができました。
しかし、梶山経済産業大臣が公式に明らかにしたところによりますと、
初日5/1に申請したにもかかわらず、いまだに受け取れていない方が
13%、約23000人もいらっしゃいます(5/28時点での発言による)。
(申請全体の給付率は約57%とのことです)
私は、自ら申請しただけでなく、ココナラで申請のお手伝いも請け負っております。
そこで、守秘義務に反しない範囲で、持続化給付金についてわかっていることをまとめてみました。
よくある不備とその対策についても触れております。ぜひご覧ください。
なお、下記の記事でも持続化給付金について触れています。
☆私の時系列
私の時系列はこんな感じでした。
5/7 16時頃 申請完了
5/22 13時頃 赤枠確認
5/23 深夜の謎メールは届かず
5/23 12:32 不備メール、即修正
5/26 2:52 謎メール
5/27 15:30 赤枠消失を確認
5/28 振込を確認!
※赤枠…要約すると「しばらくお待ちください」という表示。
これが消えて、翌営業日に振り込まれるというパターンが多いようです。
パチスロの確変みたいな心地がします。
※深夜の謎メール…赤枠をコピペしたメール。意図不明。
また、私の基本スペックも書いておきます。
—————————————–
50万番台
白色申告
特例なし
セブン銀行
売上台帳手書き
申請日当日に確定申告
東京・教育系
個人事業主
—————————————–
☆よくある不備について
1 口座情報について
セブン銀行の電子情報の画面だと、支店番号の確認ができないんですよ。
銀行名、支店番号、支店名、口座種別、口座番号、口座名義人、
以上6項目すべてが確認できないと不可、と申請要領にあったので、
私はキャッシュカード裏面の写真も併せて添付しました。
ところが、不備になってしまいました。
「口座情報の資料としてみとめられないものが添付されている」とのこと。
どうやら、普通の通帳の場合には通帳表紙と1枚めくったページ、でよいらしいのですが、
電子通帳の場合は、同一の写真を2枚添付しないとダメ、という超絶ナゾな仕様になっています。
キャッシュカードの写真は認められないようです。
仕方ないので、指示に従ったところ、写真からは支店番号がわからないにもかかわらず、
無事に振り込まれました(支店名は明記されています)。
何なんだ、という感じです。
2 白色申告なのに「青色申告の資料を出せ?」
Twitter上で話題になったケースです。
白色申告をしているにもかかわらず、「青色申告の資料を出せ」と言われてしまうというケースです。
しかも、この不備指摘メッセージが何を言っているのかよくわからず、
途方に暮れてしまう方がとても多かったようです。
どうやら、「対象月の2019年同月の事業収入」を入力する欄があるのですが、
ここに「2019年の年間の事業収入÷12(端数切捨)」の値を入力していると白色申告、
それ以外の値を入力していると青色申告、
と勝手に判断される仕様になっていたようで、
ここに真面目に正確に2019年対象月の売上額を入力した白色申告の方が、
ちぐはぐな不備メッセージをもらうことになってしまっていたようです。
3 売上台帳について
売上台帳に合計額の記載がない、などの不備の指摘も多かったようです。
実際に私が添付したものと、ネット上で拾った資料を載せておきますので、
これから申請や修正をなさる方はぜひ参考にしてください。



4 その他
(1)確定申告後に更正の請求をしている場合
確定申告の後、更正の請求を税務署に対して行った場合は、
確定申告の書類に加えて、更正の請求書も併せて添付すればよいようです。
ただ、こちらにも税務署の収授日時印が必要であるようです。
(2)個人事業主から法人成りをしている場合
2019年1月から12月の間に法人化した法人は、この特例(b6)による申請はできません。
この場合は、特例b1として申請してください。
☆今は審査が緩くなった?
当初は、形式的にすぎない軽微な不備でもはねられてしまったのですが、
現在は、どうやら大幅に審査基準が緩和されたようです。
私は、「2019年の年間の事業収入÷12」の値とは異なる値を入力していましたが、
それを不備とはされず、無事に給付金を受領することができました。
また、こんなケースもありました。
不備が指摘されたのですが、修正申請をしないで何日か放置していたところ、
なんと、ある日突然給付金がふりこまれたのです。
おそらくですが、野党議員の方が持続化給付金の大幅な遅延を問題視して、
国会での質疑応答や、中小企業庁の担当者の方に状況を確認するなど、
具体的に動いてくれたことが大きく影響したと考えられます。
ですので現在は、多少は上記のような不備があったとしても、
中小企業庁のほうで修正できる軽微なものについては、
はねられずに認めてくれる可能性もあります。
☆まとめ(参考:動いてくれている議員さんの紹介)
以上、現時点で私の知りえたことを、守秘義務に反しない範囲でご紹介しました。
おわりに、持続化給付金の問題について具体的に動いてくれている議員さんを記します。
私が今日こうしてネカフェでこの記事を書いていられるのも、
この方々のおかげだと思います。
皆さまも、困ったことがあればぜひこの方々のツイッターアカウントにリプをつけてみてください。
(敬称略)
あくつ幸彦/立憲民主党
中妻じょうた/立憲民主党、板橋区議会議員
辻誠心/練馬区議会議員
笹井あきら/共産党
志位和夫/共産党
玉木雄一郎/国民民主党
私が知らないだけで、他にもいらっしゃるかもしれません。
自民党、公明党、維新がまったくいないのが、いかにも、という感じがするのは私だけでしょうか。
皆さんに、一刻も早く給付が行き届くことを祈念し、
祈念するだけでなく、これからも情報提供や政治家さんへのはたらきかけを継続してまいります。
私にお手伝いできることがございましたら、ココナラからお仕事依頼をお願い申し上げます。
(6/1時点で、4名の方の持続化給付金申請のお手伝いをさせていただいております)
困ったら野党議員に相談しよう