主義・主張

有料noteの適正価格はいくらか?前篇…印税の秘密を大公開!

有料noteの適正価格について考えます。

ただし本記事は、執筆者目線ではなく、買う側の目線に立って考察しています。

大前提として憲法には営業の自由(通説によれば22条1項)が掲げられています。

何をいくらで売ろうが当事者の自由です。

ここに開陳するのは、一消費者の体験談と主義主張でございます。

この前篇では、出版経験がある立場から、印税に関する話をすべて暴露します。

 

☆一般書籍と電子書籍

私は、一般書籍も電子書籍も出版したことがあります。

私の一般書籍は、約7万字で、これは通常の書籍としてはやや少ないほうです。

(文庫で1冊10~12万字、新書で1冊8~12万文字が目安といわれています)

それで私の書籍には1200円(税抜き)という値段がつけられることになりました。

ちなみにですが、本屋大賞2020ノミネート全作品を見てみると、

価格帯は1500円~1850円(税抜き)となっています。

では電子書籍はどうかというと、

私は、10000字程度の電子書籍は250円で、

もっと字数の少ない電子書籍は99円で販売しています。

まあ、ざっくりですがおよその相場感はこんな感じです。

 

☆印税率

一般書籍の場合

本が1冊売れると著者はいくらもらえるのか。

みなさん、こういう話大好きでしょう(笑)

まず一般書籍のお話からします。

良心的な出版社であれば、一般書籍の印税率は10%です。

(最近はもっと低い割合を提示してくる出版社も多いと聞いております)

印税にも消費税がかかりますので、一般的には、

書籍の税込み価格の10%、ということになります。

私の場合であれば、税込み1320円ですから、

1冊売れれば132円もらえることになります。

ただし、一般的な書籍の場合、印税は実売部数ではなく、発行部数に対してもらえるのが普通です。

私の場合、初版3000部だったので、出版時点で396000円がもらえました。

(消費税率が今と当時で異なっていますので正確な額は多少違っています)

実際には3000部も売れてないと思いますし、当然重版なんかされていません(泣)

別に私の名誉はどうでもよいですが事実なので申しますと、

世の中のほとんどの本は、初版のみでひっそりと書店から消えていきます。

ちなみにですが、報道によれば人気マンガ「鬼滅の刃」の出版部数が6000万部を突破したとのことです。

仮に、印税率を10%としましょう。

計算しやすいように、1冊の税込み価格をすべて440円とします。

(実際は巻によって多少異なっています)

440円 × 10% × 6000万 = 26億4000万円 !

他にも、グッズとかも飛ぶように売れてますから…

いやいや、下世話な計算はこのくらいにしておきましょう。

 

電子書籍の場合

電子書籍の印税率は、一般書籍に比べるとかなりよいです。

kindleでは、一定の要件を満たせば70%、そうでなくても35%の印税がもらえます。

(確か。昔の話なのでちょっとうろ覚えですし、変更になっている可能性もあります)

250円の電子書籍が1部売れると、私は175円もらえるということですね。(70%で計算した場合)

安心してください、ほとんど売れていません(泣)

 

☆前篇のまとめ

いかがだったでしょうか。

本は、売れればかなり大きいです。

いわゆるミリオンセラーになれば、本の価格にもよりますが1億円以上にはなります。

今の出版事情や社会状況の下ではミリオンセラーはなかなか出ませんが、

宝くじを買うよりはよほどよいと思います。

というわけで、著者の懐事情が明らかになったところで、

いよいよ後篇で、有料noteの適正価格について考察していきましょう。

 

前篇のまとめ

1万字の文章が1部売れて200円入ったらかなり良いほう