入試全般

【重要変更!】高校入試の範囲が縮小? 中3生と保護者の方は必ずお読みください!前篇

2020/6/11、東京都教育委員会が、

「中学校等の臨時休業の実施等を踏まえた令和3年度東京都立高等学校入学者選抜等における配慮事項について」

という、やや長いタイトルの記事を公式ホームページにアップしました。

簡単に言えば、入試の出題範囲を縮小するという内容です。

出題範囲から除外される分野が科目ごとに具体的に示されました。

これは受験生にとって非常に重要なニュースです。

その内容を読み解き、受験生の立場としてどのように対応すべきか、

家庭教師歴25年の私が見解をできるだけコンパクトにまとめたいと思います。

なおこの動きは東京都に留まらず、他の道府県も追随するものと思われます。

なぜならこれは東京都が独自に考えた施策ではなくて、

文部科学省から発出された令和2年5月13日付2文科初第241号「中学校等の臨時休業の実施等を踏まえた令和3年度高等学校入学者選抜等における配慮事項について(通知)」

を踏まえたものだからです。

ですので、東京在住か否かにかかわらず、

中3生と保護者の方にはぜひ目を通していただきたく存じます。

では始めます。

☆入試から除外される範囲

東京都教育委員会の公式ページには次のように書かれています。

「令和3年度東京都立高等学校入学者選抜」

  • (1)推薦に基づく選抜
    文化・スポーツ等特別推薦では、出願に関わる「推薦の基準」に、大会の実績や、資格・検定試験等の成績に関わる内容を含めず、「実績等を証明する書類等の写し」の提出も求めない。選考は、実施要綱に従って実技検査等により行う。
  • (2)学力検査に基づく選抜
    学力検査については、中学1、2年生の学習内容に加え、各教科における中学3年生の1年間の学習内容のうち、おおむね7か月程度で学習可能な分量を出題範囲とする。
    したがって、次の表の内容について出題範囲から除外する
教科 出題範囲から除外する内容
国語 中学3年生の教科書で学習する漢字
数学 中学3年生で学習する内容のうち、次に挙げる内容
〇 三平方の定理
〇 標本調査
英語 関係代名詞のうち、主格のthat、which、who及び目的格のthat、whichの制限的用法
※ 同様の働きをもつ接触節も出題しない。
社会 公民的分野のうち、次に挙げる内容
〇 『私たちと経済』の「国民の生活と政府の役割」
〇 『私たちと国際社会の諸課題』
理科 各分野のうち、次に挙げる内容
〇 第1分野
・ 『運動とエネルギー』の「力学的エネルギー」
・ 『科学技術と人間』
〇 第2分野
・ 『地球と宇宙』の「太陽系と恒星」
・ 『自然と人間』
  • ※ 表は、「中学校学習指導要領(平成20年3月告示)」の内容に基づく。
  • ※ 区市町村教育委員会へ、通知文書と共に「中学3年生及び保護者向けリーフレット」を送付する。

(続きます…)