続きです。その1はこちら。
☆まとめ それぞれが役割を果たすことでのみ「良き社会」は作られる(続き)
3 マスメディアの果たすべき役割
今からでも遅くないから、候補者によるテレビ討論会を実施すべきです。
ネット討論会にも意義はありますが、視聴者数は10万人程度に留まります。
一方、テレビは視聴率1%でも100万人の方が視聴している計算です。
ネットやSNSが発達したとはいっても、やはり現在の日本において
テレビの影響力は絶大なものがあるのです(本来はこのこと自体も是正が必要でしょうが)。
アメリカの大統領選挙は、全米で放送される討論会によって票が大きく動きます。
「社会の公器」たるマスメディアには、そのような場をセッティングする義務があります。
どうしてもテレビ討論会ができないというのであれば、なぜできないのかを報じる義務もまたあると思います。真相を知っているのはテレビ局だけなのです。
また、小池知事による誠実な回答を促すうえでも、マスメディアは大きな力を持っています。
小池知事に会見でマイクを突きつけることができるのはマスメディアだけなのです。
「宇都宮陣営が出した公開質問状に回答するつもりはあるか」
と小池知事にダイレクトに問うべきです。
前回の緊急記者会見は、完全に黙殺されてどのメディアも報じませんでしたが、
今回はさすがに報じないわけにはいかなかったのか、
公開質問状を出した事実、公開質問状の中身、
小池知事の「60台に乗せる」発言や、テレビ討論会が行われない異常事態などについて
やっとネット上に記事が出るようになりました。
もっともっとこの話題を取り上げて、小池知事にプレッシャーをかけてほしいです。
4 私たち都民・国民の役割
そして、私たちにできること、なすべきことは、毎度同じ話になり恐縮ですが、
声を上げ続けること、そして適切な投票行動をとり周囲にも促すことです。
#検察庁法改正案に抗議します で知られる笛美さんが、
#小池知事は公開質問状に答えてください
というこれまたすばらしいハッシュタグを考えてくださいました。
(なおプチ自慢ですが、笛美さんにハッシュタグ作成を依頼したのは私です)
ぜひツイートしまくってください。
都民の声総合窓口のリンクを貼りますので、ぜひ誠実な回答を促す意見を書き込みましょう。
これは、どの候補者を支持しているか、都民であるか否かに関係なく、
一人でも多くの方に具体的に動いていただきたいと切に願います。
回答状況を踏まえ、宇都宮陣営はまた記者会見などを行うつもりのようです。
ぜひご注目いただければ幸甚です。
私たち一人ひとりの生命や健康、幸せな生活、生存権を守りましょう。
最後までお読みいただき真にありがとうございました。