主義・主張

デザイナーベイビー

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☆デザイナーベイビー

デザイナーベイビーとは、受精卵の段階で遺伝子操作を行うことによって、親が望む外見や体力・知力等を持たせた子どもの総称です。

1990年代から受精卵の遺伝子操作は遺伝的疾病を回避することを主目的に論じられてきていました。しかし、親の「より優れた子どもを」「思いどおりの子どもを」という欲求は強いもの。しだいに、病気を防ぐという話だけではなくて、外見的特長や知力・体力に関する遺伝子操作も論じられるようになってきているのです。

もちろん、お話しだけであって現実にはそんなことはあり得ない…と思いたいところですが、限りなくこれに近い話は現実になりつつあります。

2013年、アメリカ合衆国の個人向け遺伝子解析大手企業である「23アンドミー」が開発したシステムがアメリカ特許商標庁に認められました。

そのシステムでは、精子や卵子の提供候補者ごとに遺伝情報を解析して、望み通りの子どもが生まれる確度を予測できるということです。唾液に含まれるDNAの遺伝子配列のわずかな違いを分析して、アルツハイマー病や糖尿病など約120の病気のリスクのほか、目の色や筋肉のタイプなど計250項目を判定する事業を展開しています。

2013年時点における価格は99ドル(約1万円)。利用者は50ヵ国以上、日本人を含め40万人を超えているとのことです。

よろしいでしょうか。SF映画の話をしているのではありませんよ。現実の話です。

子どもが特定の性質を持つように事前に遺伝子を設計する。

こんなことをして果たしてよいのか。このことが人類にもたらすのは幸福か、それとも不幸か。

もちろん、デザイナーベイビーは今日の段階では技術的にも倫理的にも強く問題視されています。

親の子に対する愛情に、条件を付すべきではないと私は思います。頭が良いから、イケメンだから愛するのですか?違いますよね。我が子だから愛しいのだと私は思うのですが、あなたはどう考えますか。

(つづく…)

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