主義・主張

昨今の日本における優生学の発露 その1

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☆昨今の日本

昨今の日本におけるできごとを箇条書きにしてみましょう。

✅2016年7月26日未明、入所者19人を刺殺し、職員を含む26人に重軽傷を負わせた「相模原事件」が発生。犯人が重度の優生思想の持ち主であることが判明し、世間を震撼させました。(2020年3月に死刑判決が確定)

✅相模原事件のわずか2ヶ月後、元アナウンサーで維新から出馬予定だった長谷川豊氏が「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ! 無理だと泣くならそのまま殺せ!」とブログに書いて問題になりました。

✅2018年7月、自民党の杉田水脈議員が「(子を産まないLGBTは)生産性がない」と発言。自民党は何らの処分もせず、事実上この発言を容認しました。

✅同年12月、落合陽一氏と古市憲寿氏が雑誌の対談で「(高齢者に)「最後の1ヶ月間の延命治療はやめませんか?」と提案すればいい」と語りました。

✅2020年6月、自民党がこのようなバカな4コママンガを掲載。

自民党がバカなのは今に始まった話ではないのは既報のとおりですが、「唯一生き残ることができるのは変化できる者」などとはダーウィンはまったく述べてません。案の定、専門家から大きな批判を浴びました。

生物が環境に合わせて変わるのではなく、多様な生物の一部が結果的に生き残れるに過ぎません。それが正しい進化論の考え方です。

既に述べたとおり、優生思想はダーウィンの進化論をもとに着想されたものでもあり、為政者たるものその扱いにはとりわけ慎重であるべきなのですが、そんな高尚なことをバカに求めてみても詮無きことかもしれません。

✅2020年7月3日、れいわ(当時)の大西つねき氏が「正しさ依存症とそれを生み出す教育について」というタイトルのyoutube動画において、視聴者からの質問に応答する形で「政治が高齢者の生命を選別すべき」と発言。

これに関連して、7月15日にはれいわの木村英子議員が公式ページで声明を出し、さらにその旨をTwitterでもツイートしました。(それとは別に舩後靖彦議員も16日に声明を出しています。

しかしそこには、れいわ支持者からも大西氏を擁護するような否定的なリプがたくさんつけられています。

れいわ支持者の言動については私もやや思うところがあり、実際にTwitter上で言い合いになったこともあります(この件とは直接関係ないですが)。ですが本稿でれいわについてまで話を広げると収拾がつかなくなるので、またの機会にします。

(つづく…)

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