続きです。その1はこちら。
☆「悪夢の民主党政権」は大ウソ!
実は、日本も批准している「国際人権A規約」(社会権規約)というものがあります。
その13条には、「高校・大学の漸進的無償化」が謳われています。
日本は、…というより自民党は、この条項を留保していました。
つまり、実現する気はないぞ、と世界に向けて宣言してきたわけですね。
締約160か国(2012年8月当時)のうち、この条項を留保していたのはマダガスカルと日本だけ、という非常に恥ずかしい状況になっていました。
しかし!
民主党政権が、長らく留保されていたこの条項の留保を撤回したのです!
多くの国民による運動や、共産党もこの留保撤回を後押しして実現しました。
安倍首相は何かあると「悪夢の民主党」と口にしますが、それは電通やマスコミによる印象操作です。実際には、民主党政権だから良かった、という報道されないことがたくさんあるのです。

☆大学の学費は本来とっくにゼロでないとおかしい
話を大学の学費に戻します。条項の留保撤回により、日本は高校や大学教育まで完全無償化する義務を国際的にも負っているのです。
しかし現実には、ある程度の富裕層でないと私立の学校には通わせられないですし、国立大学の学費はむしろ高くなる一方です。
日本の教育に対する公費負担割合はOECD諸国で最下位です。
これが自民党の「理念」なのです。


コロナで大学の学費を半減すべき、という議論が盛り上がりましたが、安倍政権には実現する気がこれっぽっちもなさそうです。
本来は半額どころかとっくにゼロになっていなければおかしいのです。
Go toの予算は1.7兆円でしたっけ?文科省の試算によれば、3兆円あれば大学は無償化できる、というデータもあるようです。
税の使い方を見れば、政権の理念はある程度わかります。
(続きます…)
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