続きです。前篇はこちら。
☆男女間の友情は成立するか?
住野よるさんという作家は、ペンネームは女性っぽい感じもありますが、男性作家です。このことは作品を、特に「君の膵臓をたべたい」や「青くて痛くて脆い」を読めばすぐにわかると思います。チョイチョイ挟まるエロネタや下世話なトークは明らかに男性目線のそれです笑😝
あまりモテない男性の、女性や恋愛に対して抱きがちな妄想や願望
を描かせたら超一流だと思います(disってません!褒めてます!)。
私(アヤ)はよくわからないのですが、コペルくんはとても共感できるらしくめっちゃ熱弁しています💦
その妄想や願望が前面に出ていたのが恋愛小説である「君の膵臓をたべたい」だとするならば、「青くて痛くて脆い」のほうでは、隠しテーマとして描かれているという感じを私は持ちました。
古来より、女性は男性を友人だと思える、つまり「男女間の友情は成立する」と考えがちなのに対し、男性はどうもそうではないようです。この差異が、ときに悲劇を生むことがあります。「青くて痛くて脆い」に描かれているできごとも、そういう視点から捉えることもできるのではないでしょうか。
換言すれば、男女の性差こそが、「青くて痛くて脆い」事態の一因になることも多いのではないでしょうか。現実でもフィクションでも。
☆まとめ 自分らしく生きる
以上、本書を読んで私なりに考えたことをまとめてみました。読書感想文の参考にしてください😝

本書を読んで、ぜひ「自分らしく生きる」とはどういうことなのかを考えていただければ幸甚です。明日から公開の映画を先に観るも良し、先に原作を読んでおくも良し!🧡
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