続きです。その1はこちら。
☆真摯な謝罪
本発言から8時間後、石垣のりこ議員は3つのツイートに分けて謝罪と今後の決意を述べています。
私は、この謝罪は真摯なものであると評価できると思います。
自民・公明・維新が謝罪する際の定型文は、「誤解を与えたならばお詫びする」というものです。これは、謝罪しているようでまったく謝罪していないものですね。ホントは発言には問題ない、お前らが勝手に誤解したんだ、と聴き手に責任転嫁しているだけです。
ですが石垣のりこ議員の謝罪はそうではありません。
「疾病やそのリスクを抱え仕事をする人々に対する配慮が足りなかったと反省しお詫びします。」
聴き手の誤解にするのではなく、正面から自らの非を認め謝罪しています。
謝罪のきっかけが幹事長注意である点を問題視するご意見も散見されるようですが、私は、改心するきっかけがどのようなものであっても、本人が真摯に反省し謝罪しているのであれば、謝罪の価値を大きく減退させるものではないと思料致します。
本発言からわずか8時間で謝罪ツイートを出している点も評価できると思います。
☆言葉は全体の文脈などを踏まえて解釈するべき
言葉というものはそれ自体だけでなく、前後の文脈や、その人物がどのような状況でその言葉を発したのか、その人物が平素どのような発言や行動をしているのか、などの全体を踏まえて解釈するべきだと私は思います。
石垣のりこ議員本人や福山幹事長、その他立憲幹部も既に認めているように、確かに「大事な時に体を壊す癖」という言葉の使い方には適切でない点がありました。
しかしです。
自公政権と、石垣のりこ議員。ご病気のある方、障害をお持ちの方のために、本気で奔走し尽力し、社会問題として捉えて解決しようとしているのはどちらでしょうか。
「潰瘍性大腸炎」という難病を患っている人物がトップであった(ある)割には、障害年金受給者を減らそうとしたり、Go toという人類史上最悪な愚策によってコロナを拡大させて罹患者や医療従事者を痛めつけたりする、病人や障害者、社会的な弱者に冷たい政権ですよね。
かたや石垣のりこ議員や所属政党である立憲民主党は、平素からご病気のある方、障害をお持ちの方、社会的弱者のために尽力してくれていると私は思います。
(続きます…)
