
☆これわかる?(中1レベル)
突然ですが問題です!
問題
リカさんは、彼氏から花束をプレゼントされて嬉しくなりました。
嬉しさのあまりいろいろ調べてみたところ、
彼氏にプレゼントされた花次の2つのグループに分けることができるとわかりました。
Aグループ…バラ、サクラ、カスミソウ、マリーゴールド
Bグループ…アヤメ、ユリ、ツユクサ、ハクサンチドリ
問1 AグループとBグループの分類基準として正しいものを1つ選べ。
ア 花弁がくっついているか離れているか
イ 子葉が1枚か2枚か
ウ 子房があるかないか
エ 維管束があるかないか
問2 上記8つの植物のすべてに当てはまる特徴をすべて選べ。
ア 葉に葉緑体があるので光合成をする。
イ 種子を作って繁殖する。
ウ 胚珠が子房に包まれている。
エ 主根と側根を持つ。
オ 根・茎・葉を区別することができる。
☆よくわかる解説
上記8つの植物は、いずれも種子植物の、被子植物に分類されます。
被子植物はさらに「双子葉類」と「単子葉類」に分けられます。
上記でいうとAグループは双子葉類、Bグループは単子葉類です。
よって、問1の正解はイになります。
問2は、要は被子植物に当てはまる特徴を選べばよいだけなので、
ア・イ・ウ・オ
が答えです。エは、Aグループのみにしか当てはまりませんね。
☆「共通点」と「相違点」に注目せよ!
このように、ある特徴に注目して、それに当てはまるか否かでグループ分けをする…
というのが理科の基本的な考え方です。
植物以外でも、例えば「火山岩」と「深成岩」を考えた場合には、
共通点…どちらも火成岩である(マグマがもとになってできた岩石)
相違点…火山岩は地上近くで急冷されたため結晶が十分に育っていない(斑状組織)が、
深成岩は地下深くでゆっくり冷えてできたため等粒状組織である。
…のように整理することができます。
☆まとめ
「共通点」と「相違点」に注目することの重要性について語りました。
このような考え方は、受験勉強だけでなく、社会で生きていくときにかなり役に立ちます。
ぜひ身につけて、この観点でもう一度理科全体を復習してみてくださいね!
「共通点」と「相違点」に注目してまとめると勉強がはかどる!
この問題が解けなかったあなた!今すぐ復習して挽回しよう!
コロナウィルスでも安心のオンライン学習はこちら!まずは無料体験から!