続きです。その1はこちらからどうぞ。
宇都宮けんじ先生と山本太郎氏、両者の政策について見ていきました。
そろそろまとめます。
☆国政でやれという批判に反論してみます
宇都宮けんじ先生について、「都知事選なのに国政の話ばかりしている」といった批判をヤフコメなどでたまに見かけますが、今まで見てきた政策をご覧いただければ、この批判が的外れであることは一目瞭然でしょう。
条例の制定や予算の分配により、東京都独自に実施できるものがほとんどですし、地方分権を推進する観点からも、東京都が率先して独自にさまざまなことに取り組むことは重要なことです。
もちろん、宇都宮けんじ先生が掲げる政策には、都の権限だけでは実現できないこともありますが、良くも悪くも東京都の一極集中が進んでいる現状において、東京都が率先して国にはたらきかけていくことは極めて重要なことです。
山本太郎氏も、東京都が国に対して「金を出せ」と声を上げることが重要である、という趣旨の主張をしています。金だけでなく、あらゆることを東京都として声を上げていくことは日本にとって非常に重要です。
☆幅の広さと長期的展望の点では宇都宮けんじ先生に軍配?
私見ですが、山本太郎氏の政策は、都独自の地方債という大胆かつ具体的に財政面について言及していること、当面の補償についてはかなり手厚く具体的な提案をしていること、の2点において優れているとは思います。
しかし、東京都の課題は当面のコロナ対策に尽きるものではありません。
むしろ、またいつ感染症が流行してもよいように、平素から生活困窮者が出ないように、人権が守られた街づくりを推進しておくことが極めて重要だと考えます。
この観点から、政策を徹底比較した結果としては、圧倒的に広範囲に長期的展望に立った具体的な提案が盛り込まれている宇都宮けんじ先生に軍配が上がる、という結論になろうかと思います。
☆まとめ 昨今の都知事選をめぐる状況に思うこと
6/18に公示されて、選挙戦も今日で5日め。
既に期日前投票も始まっています。
ところがどうでしょう。
6/17にオンラインで、短時間の候補予定者討論会が行われただけ。
テレビでは公開討論会をするという話がまったく持ち上がりません。
また、コロナ対策も含む小池都政の4年間がどうだったのか、それを徹底検証するという話もまったく聞こえてきません。
一説によれば小池氏は、学歴問題、公約達成度ゼロ問題などの追及を恐れているのか、
今後、公開討論には応じない姿勢を見せているとか。(日刊ゲンダイの記事による)
はたして、こんなことでよいのでしょうか。
コロナ禍は、日本には先進国としての実力をまったく備わっていなかったことを白日の下に曝しました。
この記事を最後まで読んでいただいた皆さんは、民度も意識もかなり高い方々であるとお見受けします。
あなたのような方が多数派にならないと、日本は滅びます。
ぜひ、この記事を拡散していただくなり、宇都宮けんじ先生と山本太郎氏の政策や人物について、(そして小池都政がいかに見せかけのパフォーマンスに過ぎないかについて、)周囲に話していただきたいのです。
現職以外に当選可能性があるのは、宇都宮けんじ先生と山本太郎氏のお二方だけ、と断言してもよいと思います。
ぜひ、あなたが都民であれば投票するのはもちろんとして、周囲の方にも呼びかけてほしいと思います。
みんなの力で、都知事選の政策論争を盛り上げて、過去最高の投票率を実現しましょう!
最後までお読みいただき真にありがとうございました。
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